ごあいさつ

     考心会の誇り!

第2代会長  吉村悟一

 この度、頓宮雄三前会長のあとを引き継ぎ、会長に就任しました吉村悟一です。どうかよろしくお願いいたします。
 心臓手術後の生活を考える会(以下「考心会」という)も今年で12年目を迎えます。平成9年9月に128名の会員で発足した「考心会」は、平成20年4月現在、883名の会員と4協賛会員にまで成長してまいりました。これもひとえに顧問である南淵明宏先生のご協力があって成し遂げられたもので、この場をお借りして厚くお礼申し上げます。
 そもそも、医師と患者が同じ土俵に上がって、患者の生活を考えるなどと言うことがこれまであったでしょうか。「考心会」はその試みを定着させて、年2回患者と医師の交流と学習の場を継続してまいりました。このことは「考心会」の誇りとするものであります。また、これを支えてきたのは言うまでもなく幹事と会員の厚い信頼関係だと思っております。今後も「考心会」のために多くの関係者のご協力を頂き、さらなる発展をさせていきたいと考えておりますので皆様よろしくお願いいたします。
 いま、後期高齢者医療制度というとんでもない風が吹いております。私たち心臓病患者のように死ぬまで医療とは切り離せない者にとっては、毎日の生活を壊されることなく、これまで同様の医療が引き続き受けられる制度の確立を願って、就任の挨拶とさせていただきます。